別れのベル

あれからずっと
もしもああしてたらって
思ってるのがくやしくて
まだまだ終わってなんかないよねって
誰かうそぶいてる

そう季節はめぐって
すべてかわって
見える景色の中にきみはいなくて
ただ時は過ぎていくだけって
またうそぶいてる

戻ってきてほしいなんていわない
ただひとつきみに確認したかったんだ
例えばきみは愛されていた、とか
例えばその愛を誇れる?とか

人は出会う、だけどいつかはお別れのベルが鳴る
人は気付く、何が大切だったのかを

ふとした瞬間におもいだすよ
まるで映画のプレイバックみたいに鮮明で
でもあんなハッピーエンドではなくて
すこし歯がゆいけど

戻ってきてほしいなんていわない
ただひとつきみに確認したかったんだ
例えばぼくは愛されていた、とか
ぼくはその愛を誇れるんだ、とか

戻ってほしいって本当はいいたい
だけど分かってるかなわない願い
例えばもう一度顔をみるとか
例えばもう一度「愛してる」言うとか

人は出会う、だけどいつかはお別れのベルが鳴る
人は気付く、何が大切だったのかを

人は出会う、だけどいつかはお別れのベルが鳴る
人は気付く、もっと大事にしたかったものを
次がないときもあるって事を
もう旅立った君を思ってしまう事を
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