こころがわり

こころがわり してたのね
どんな女の ひとよ
きっと綺麗な ほそい体の
胸がしまったひとね
優しさ信じて いつも寄りかかってた
二年ごしの 二人の暮らし
今夜かぎり終るの
とても辛いことよ
だから だから 私は泣くのです…あなた

こころがわり してたのね
知らなかったの ばかね
白いレースの 夜のテーブル
愛を並べていたわ
明日を夢見て 町の市場できょうも
二人ぶんの 重い買い物
あなたあなた教えて
どこへ捨てたらいいの
だから だから 私はなくのです…あなた

恨んでみたって そうよ今更みじめ
雨も降るわ 水にながせと
せめてさよならぐらい
笑って言わせてよ
だから だから 私は泣くのです…あなた
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