想い出ノート

小さなバッグに 想い出ノート
入れて何処かへ 旅したい
港の見える 丘の上
沈む夕日を いつまでも
ふたりは見ていた 泣いていた
あの日のあなた…もういない

駅前通りの 古びた「喫茶」
いつも肩よせ 話してた
あなたの熱い 眼差しに
夢を重ねた 私です
さくらの花びら 散る頃に
あの日のことを…思い出す

想い出ノートは ふたりの日記
恋も涙も 詰まってる
いつしか時間が 流れても
今もあなたの 面影が
心のページに 生きている
あの日は遠い…まだ近い
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