想い出の行方

そっと閉じた傘から
重なり落ちてく雨粒

何をして過ごせばいいのか
君をなくした僕は

ただ弱く甘く もどかしい程の愛は
ただ脆く淡く 美しいばかり
時が完全に過ぎたら 苦しみさえも
想い出せたらいい

そっと空に触れたら
果敢なく未来が滲むよ

誰の為生きていくのなんて
あの日気づけなかった

ただ強く永く 信じたいだけの愛に
まだ蒼く遠く 臆病だったよ
時が完全に過ぎたら 未来の色も
想い出せたらいい

巡りゆく季節に置き忘れた
僕の欠片繋いで明日を見たい

ただ弱く甘く もどかしい程の愛は
ただ脆く淡く 美しいばかり
時が完全に過ぎたら苦しみさえも
想い出せたらいい
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