海と空と君と

返す返す届いてる 波の音に
青と白の澄んだ 海と空に抱かれ

時刻が経つのも忘れていたんだね
遠く見つめる君の頬に

光る涙ひとつぶ 拭ってあげたいけど
動けなくなるのは どうしてだろう
このままずっと二人で 過ごしたいから

ぽつりぽつり話してる君の声が
まるで絵の具の様に 心を染めてゆく

「遠く離れた母が心配なの」
そんな優しい君の事を

世界中の誰より大切にしたいから
ここを離れるのをただ見守るよ
僕に出来る事はそれしかないから

離れ離れになっても 君を忘れない
あともう少しだけ待って欲しい
大人になったらきっと 迎えに行くから
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