よるのさんぽ

夜の散歩 どこへゆきましょ
足を止めて ひなげしの花
雨上がりの空の下では
恋も嘘もきらきら踊る

実の所、このくちびるは何も真実を語らない
でもこの耳もこの温もりもイイものをいいとわかる

実を言うと、本当のことを自分自身でもわからない
探しに行けば見つかるのかな じゃあ君も来てくれる?

「それは無理」って、わかってるって
トュラララだって この心の中
私だけの、いや私のでも、ないんだもの

明日には明日の君を見つめていたい
涙に溺れている本当を探す

今夜だけ今夜の君の中にいたい
バカな嘘をついて君を守る

私は何ひとつ君をまだ知らない
朝陽が昇るまで信じてみることにする

夜の散歩 どこへゆきましょ
夜の散歩 どこへゆきましょ
夜の散歩 どこへゆきましょ
夜の散歩 どこへゆきましょ
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