なんにもないふりでぼくらは

「忘れたよ」なんてさ
ほんとはうそだよ
友達にはもう戻れない やさしいあの子

地平線がゆれる 音もなく夕陽沈む
帰り道は遠い 通り過ぎ去ったあの日

どうして なんにもないふりでぼくら 笑ったりする
そして なんにもないふりでぼくら もう会えない

小さなころから飼ってた犬が死んだ
おばあちゃんも死んだ
通り過ぎ去ってゆくね

なにがどうなろうがたいしたことないさって
言い聞かす 言い聞かす 言い聞かす 言い聞かす
また言い聞かす

いつかは なんにもないふりでぼくら あの日のように
なんて なんにもないふりでぼくは 願い続ける

いつか
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