からっぽの世界

厚い壁のような 厚い扉の中
消えないである 不確かなもの
これでいいはず 間違ってないはず
雨に打たれても 風に吹かれても

振り返れば 美しい
勝手なもの そんなもの
これからもそう

からっぽの世界に 花ひらく
星のない夜に 火が灯る
曇った 空や 灰や 枯れた 花の
意味を知る

灰が灰になって 塵が塵になって
無くならないもの 不確かなもの
相変わらず ずっと胸にある
泥にまみれても 傷が絶えずとも

朝に 向かえない夜も
変わってない 今だって
これからもそう

からっぽの世界に 花ひらく
星のない夜に 火が灯る
曇った 空や 灰や 枯れた 花の
意味を知る

灰になる

塵になる

花ひらく

からっぽの世界
消えることない
雨に打たれても
風に吹かれても
蹴っ飛ばされて
泥にまみれて
傷が絶えずとも

ここにある

からっぽの世界に 花ひらく
星のない夜に 火が灯る
曇った 空や 灰や 枯れた 花の
意味を知る

あなたの狂気に 春が咲く
悲しみの中で 狂い咲く
冬に 咲いた 嵐に 咲いた 花の
意味を知る

明日の世界に 花ひらく
明日の世界の 意味を知る
×