Black Star

まだ足りないだけ
今 この両手は何ができるだろう
空の心だけ握りつぶした
僕を許してよ

この手さえ あなたを知らずにいれば
僕がいる証拠など見つからなかった
なのになぜ 心はまだ欲しがるの?
落ちてゆく星 僕はそこへと向かう

少し痛いだけ
花束のようなあなたの名前と
空の言葉だけ破り捨てるから
僕を叱ってよ

夢でさえ 永遠を望まなければ
夕暮れに立ちすくむこともなかった
なのになぜ 心は震えたがるの?
落ちてゆく僕 星はそれを見ている

やがて僕に雨が降る
冷たいんだ
falling like a black star…

真夏に咲いた花はもう枯れてしまった
冬の月は傍観者が釘付けてしまった
なのにほら 心は解き放たれて
星を見ている 僕はそこへ落ちてゆく
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