月照

トンネルの先まで見たいものが見れる
判断は鈍るが言いたいことは分かる

カーネルは緊密な一体感を笑う
絆しなど為にはならぬと嘆く
本体は無関心に革新を急ぐ
オーライと向こうの超大国が吼える

祝福を 制裁を

絶唱 痛みは割れそうな音楽と共に消えてくれ
感傷 それでも今この脳内を冷え切った快楽で満たしてる

だんだん本当になっていく尚早な想像に
街の大通りは滞り
その様は「冷凍」の文字通り
気にも留めず飾り窓のカーテンは閉まり
第三階級を嘲笑うように月は照っているのだ

絶唱 痛みは割れそうな音楽と共に消えてくれ
感傷 それでも今この脳内を冷え切った快楽で満たしてる

なんとなく俺ら柄になってもたれあう
なんとなく俺ら祈りあって絡み合う

月照
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