この愛に生きて

あまりあなたが 軽すぎて
押せば泣けます 車椅子
使ってください この肩を
杖になります この足が
憶えていますか あのぬくもりを
どうして切れましょう
どうして切れましょう この絆

つらい涙は 見せません
見れば悲しみ 誘うから
さだめの嵐が 吹こうとも
きっと幸せ 守ります
ぬくもり分けあい 今日から明日へ
いばらの道でも
いばらの道でも 乗り越える

そっと寝息を たしかめて
濡れた枕を 裏返し
さびしい夜は 幾度(いくたび)か
笑顔もどって くる日まで
かなしい顔など 私はしない
こころに誓って
こころに誓って 春を待つ
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