8年者

僕ら旅に出たのは あの日 あの街角
地図もコンパスもない 目的地もあやふやで

ガラスのように儚い 西の空に浮かぶ月のように
壊れそうになっても 前に 前に 歩いてきた

どんなときでも同じ夢見て 苦い涙もこぼれたけど
肩をたたいたり 背中を押したり かけがえのない友よ
震えるほど哀しいなら この歌を歌おう
笑顔を呼ぼうぜ

風景写真のように 「見えるもの」だけじゃない
人の物語には 量れない痛みがある

脇役だって構わない 誰かの悪役にならなけりゃ…
どうせならハッピーエンドで 晴れて 晴れて 結びましょう

どんなときでも同じスピードで 転んだらすぐに手を貸すよ
つまらない嘘も見栄も捨て去れよ かけがえのない友よ
震えるほど悔しいなら この歌を歌おう
笑顔を呼ぼうぜ

赤っ恥の思い出は 邪魔になろうと道連れて
星のない闇に放せば 僕らの道を照らす

どんなことでも最高になる 巡り恵の毎日がある
筋書きのない また喜怒哀楽 唯一無二の友よ
あきれるほど愛しい日々に この歌を歌おう
笑顔を呼ぼうぜ
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