共犯者は笑う

躊躇なく僕の
未来に色を塗った
お返しと称して君の孤独 盗むことにした

ああ言えば ああ言う
似たもの同士だってさ
そういえばぴったり
良く似合うフレーズがあったんだ
そうなんだ

僕と君とは手を結んだ共犯者
高らかに声を上げて
僕らは唄った
此処に共犯者

どうしたって赤の他人同士だってさ
そう言えばやっぱり
騙し合う言い訳になるかな

僕が君なら
半分に出来るかな?
その胸に押し込めた
罪も嘘も さあ この手に
そんなモノなど
一人で持たなくて良い
だからこそ声を上げて
予告しておく
此処に共犯者

勝算などないままで
互いの孤独を
奪っていく
奪ってやる

僕と君とは手を結んだ共犯者
鮮やかに色を付けて
笑い転げる日々を
どうぞ捕まえて
開きなおった共犯者
また馬鹿な事を言って
君が笑えば
晴天は近い
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