星霜、誘う

猫が僕の椅子で丸く寝ている
もし明日世界恐慌が起こっても
猫は眠る やっぱり丸くなって

僕は何につき合ってるんだろう

山積みになった機械に囲まれ生きる
それよりも高い木々に見守られて
見ろよ 町の 排気ガスの向こうで
母と娘が繋ぐその手と手

息をのむ 夕焼けには
皆同じ 顔になるよ
だけどなんで 歩き出すと 戻ってしまう

星霜、誘う、誘う tonight
幻想抜けてみれば 全部ここにあるんじゃないか? そう、、、。

僕の今までで最大の喜びは、世界の歴史で何番目?
僕の今までで最大の苦しみは、君と比べて少ないかな。
こんな馬鹿げた質問と、たいして
変わらねえだろう、ぼくらの社会は。

どこまでだい? ゴールはあるかい??
銭がなきゃ食えん。ご尤もだ。
けど変だぜ
食ってるだけじゃ
ぽっかりするよ。

星霜、誘う、誘う tonight
揺れる僕らは探す 答えはどこかにあるって そう
誘う 誘う tonight
眼鏡外してみれば 全部ここにあるんじゃないか? そう、、、。

ストーブを切らした部屋、君と白い息の中で、くるまっていた毛布は
どんなヒーターよりも温かかった。

星霜、誘う、誘う tonight
幻想抜けてみれば 全部ここにあるんじゃないか?
そうさ、そうさ、そう tonight
世界は素晴らしいぜ 価値も夢も越えてさ
そうさ そうさ そう、tonight!!

遠くへ 遠くへと ペダルを漕いで
愛とか自由とか探してみたけど
ここに 君と 『ちゃんと』いるときほど
僕はゆける 最高の場所へ
×