たったひとつの歌だけど…

めぐり逢いの数だけ
別れの涙を
いつか味わうものなんだね
そんな悲しみさえも
気づかぬあなたの
若さまぶしく なるんだよ

今は たった一度の季節だから
走ってごらん 風のように 速く

待ち続けてる奴が
ここにひとり居るから
帰っておいでよ 疲れたら

笑えない春もある
寒い夏も来る
終りない冬のさなかでも
思いやりの数だけ
よろこびにふれて
花のありかが 解るのさ

もしも 走り続けてつまずいたら
泣き出す前に 想い出して この歌

待ち続けてる奴が
ここにひとり居るから
帰っておいでよ 照れないで

待ち続けてる奴が
ここにひとり居るから
帰っておいでよ 照れないで
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