流れ星

久しぶりねあなたと この街歩くのは
初めて待合わせたコーヒーショップの
屋根の上で風見鳥 今でも同じように
くるくる回っているかしら

話はとぎれがちでも
心ははずんでいたの

君 流れ星に乗ってみたいかい
今はまだ子供すぎるから
君 大人になったその日まで
ぼくの船は岸辺につないでおくよ

街並みは少しずつ 姿を変えていたけれど
話し方笑い顔あのころのまま
大きなうでにもたれて 目をとじていれば
知らないところでもゆけそう

あなたの言った言葉は
今でも覚えているわ

君 流れ星に乗ってみたいかい
今はまだ子供すぎるから
君 大人になったその日まで
ぼくの船は岸辺につないでおくよ

君 流れ星に乗ってみたいかい
願いごとひとつ届ければ
君 大人になった二人なら
今すぐ舟を浮かべて漕ぎだし
ゆこう ゆこう
×