疑惑

走る電車のドアには 無言の二人が
ひと駅ごとのためいき 行先は決めていない

疑えばきりがなくて 愛のアリバイ失くした

あの日 この日 心の行方
渦巻くように つき上げてくる

走る景色は明るく のどかな人影
いつも眺めていただけ しあわせそうな彩り

線路ぎわのひまわりに あなたの視線なごんだ

あの日この日の 心の行方
止めようもなく 流されて行く

想い出が走りだすと ちぎれてゆくよ涙も

あの日この日は 忘れがたくて
ゆだねたくらし つなげて行くよ

あの日この日の 心の行方
輝きだけは 信じたいけど

あの日この日の 心の行方
輝きだけは 信じたいけど
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