渚色

空と海が溶け合ってまぶしい思い出を映す ふざけ合ってはしゃいだ
夏のはじまり昼は助手席から見える水面にいつも心おどらされながら
波に投げ込んだ太陽のカケラ 瞳に光が移って
気持ち確かめるように握り返す手の温もりは 切ないのになんだか幸せで
笑ってた 穏やかな季節くり返す、育ったこの街。 2人で歩んでいこうね
ゆっくり 渚色になって 渚色になって いちご色そまるムーンロード
月は高く昇って 蒼く広いキャンバスに 優しく儚い色が灯る
心をどこかに置いてきた日も「それでもいいよ」と包まれる
少し開けた窓 静かに歌うのは波の声 あなたへの想い
長く続く海岸線で何度同じこと思っただろう いつまでも笑っていてほしい
笑っていたい 過ぎた時間は戻せない でも作っていこうこの先に
数え切れない宝物 渚色のメモリー 渚色のメモリー
このまま絵になって時が止まったら ずっと一緒にいられますか?
「あなたに出会えてよかった」小さな声がつぶやいた 不安も寂しさも
悲しみも空に溶けてく 長く続く海岸線で何度同じこと思っただろう
いつまでも笑っていてほしい ずっと ‥‥ずっと…
渚色になって 渚色になって…
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