ライアー・ルージュ

こんなの嫌よ、見つめられたら
コントロールできない鼓動が痛い
強気の奥の素顔はきっと
誰にも見せたりなんかしない…はずだったの

一瞬で奪われちゃったのかな…
他の人とどこか違う人

ウソでかくさなくちゃ、想いがバレちゃう…
大人びたフリをしたって、大人に通じないの?
振り向いて欲しくて勇気を出しても
はじめて引いたルージュにも気付いてくれないのに

どうしてなのよ、「見つめて」なんて
言いたい、言えない、隣にいたい
強気の裏の本音がこんな
誰かを求めてたなんて…ありえないわ

嫉妬することだって知らなかった
他の人となんて話さないで!

ウソをついてなくちゃ、素直になれない…
側にいるイイワケだって、気付かれたくないよ
だけど届いて欲しい、うらはらな願い
薄めに引いたルージュでね、言葉を染めてるのに

ずっと一人でも大丈夫だった
はずの心が求めてる人

小さなクセだって覚えているのに
まっすぐ見つめる瞳をイメージできないの

ウソもホントウはね、つきたいわけじゃない
大人びたメイクをしたって、想いはかくせないよ
まっすぐ見つめたら、ちゃんと届くかな
はじめて引いたルージュより、素直な笑顔みせたい…
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