憧憬

いつもと同じ道を抜け 君のいる丘へ向かう
「傘はいらない」って言うけど 今にも降り出しそうなのに…

少しずつ 坂道を経て
辿り着けそう もう少しさ
小雨の中 服を濡らして
手を振る 君のほうへ

分かってる 変わってしまった
ここから見える周りの景色
僕らはあの日に
「いつまでも変わらない」って約束したのに

陽が傾きだした頃 遠くで響いた鐘の音
せわしい街並の喧騒で 二度とは聞こえてこない

あの日見た 青い空はきっと
何も変わってないはずだよ
大きくなったから
同じ目線では見えないけど…

いつまでも 消えないで
あの日のままの笑顔をみせて
僕らはどこかへ
少しずつ歩んで行く これからも
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