絹の靴下

間違いはあの時生まれた
私はがまんできない
上流の気どった生活
退屈すぎる毎日
もういや 絹の靴下は
私を駄目にする
ああ抱いて 獣(けもの)のように
裸の私に火をつけて

情熱をむりやりとじこめ
私はがまんできない
砂の上ころがる女が
何より似合う私よ
もういや 絹の靴下は
つめたく凍らせる
ああ抱いて 嵐のように
心をゆさぶるくちづけを

ああ抱いて 嵐のように
心をゆさぶるくちづけを
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