船出の時

港に漂う 潮風に誘われて
海へと飛び出す 若き旅人は
見渡す限り 途切れない水平線
希望の帆を掲げ進め
闇を照らすのは 波に揺れる月
この地球(ほし)に立つ 歓びをただ感じて
君を照らすのは 波に揺れる愛
輝く星が流れたら ただ祈る 光れ未来(あす)よ

過ぎゆく季節は 青春を連れ去って
優しい気持ちを 残しまた巡る
都会の海に 今日も迷い流される
手と手を取り合って進め
最後の船出を 誰もが迎える
怖れる事も 生きている証だから
いつかの海へと 帰るその日まで
友に囲まれ夢描き 尚生きる 光れ心

綺麗事などと 言えない時代に
力の限り立ち上がり 今唄う 光れ心
ただ祈る 光れ未来よ
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