君がくれた大切なもの

煌めく太陽の光が
また夏を連れてくる

一人 海風に吹かれて
思い出を辿れば

眩しく輝く細波
悪戯に乱反射して
掠めてゆく君の幻
遠ざかる約束

あの日
君がくれた大切なもの
胸の奥に佇む
だけど
教えてよ 僕は一つでも
何かできたのかな 君に

色鮮やかな夏なのに
ふと寂しいのは なぜ?

時が過ぎても あてもなく
心 途切れたまま

傷ついても力強く
羽ばたいてく鳥のように
切なさを乗り越えてゆくよ
明日を探しながら

そして
君がくれた大切なもの
失くさないでゆきたい
だから
その微笑みを忘れないで
君は君のままで ずっと

あの日
君がくれた大切なもの
励まされ 支えられ
それは
僕の中で光り続ける
そう これから先も きっと

だから 君は君のままで
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