玄海ブルース

情け知らずと わらわば笑え
ひとにゃ見せない 男の泪
どうせ俺らは 玄海灘の
波に浮寝の かもめ鳥

紅い灯かげの グラスに浮ぶ
影が切ない 夜更けのキャバレー
酔うて歌えど 晴れない胸は
ドラよお前が 知るばかり

嵐吹きまく 玄海越えて
男船乗り 往く道ゃひとつ
雲の切間(きれま)に キラリと光る
星がたよりの 人生さ
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