カナリアシンドローム

君とあの頃よく行った
蔦がからまるレンガの喫茶店
学校だけじゃ足りない話
過ぎる時間忘れた

恋とかじゃなく
もっと違うもの
人として惹かれ合う何か
同じ時代 走り抜けて行(ゆ)く
風を(風を)感じる 感じる

カナリア 啼いてた
あの窓際の籠の中
カナリア 啼いてた
そう ここではないどこかへ
僕は(僕は)何度も夢を見る
空なんか
飛べない(飛べない)

真っ赤なナポリタン(を)食べて
好きな映画のクイズを出し合った
監督の名前思い出せずに
2人天井見てた

生きる意味とか
語ったりもして
青臭い哲学の部屋
それが愛といつの日か気づいて
つらい(つらい)友情 友情

カナリア 消えてた
あの青春の日々 遠く
カナリア 消えてた
そう 記憶の片隅から
君は(君は)覚えているだろうか?
思い出の(思い出の)
翼を(翼を)

カナリア 啼いてた
あの窓際の籠の中
カナリア 啼いてた
そう ここではないどこかへ
僕は(僕は)何度も夢を見る
空なんか
飛べない(飛べない)
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