かのような

見たかのような
聞いたかのような
知ったかぶりのストーリー
嘘みたいなホントのような
話を聞いてほしいだけなの

どこかでふと
聴いたかのような
気がするようなメロディーが
沁みちゃうようなシビレルような
そんな日があるごとに

まるで 恋するかのような
恋しているかのような
舞い上がる鳩のような
この気持ちはどこからだろう

ランラン ランラン
ランランランランランラン

滴るような雫のような
涙を拭いて一人
静かな夜
知らないほうがいいことも
あることに

気づく5秒前のような
張りつめた線のような
散り際の華のような
甘い甘い蜜のような瞬間

それは崇拝のような
マタイ マルコ ルカのような
胸を刺す針のような
やりきれないかのような

まるで 恋するかのような
恋しているかのような
舞い上がる鳩のような
この気持ちはどこからだろう

ランラン ランラン
ランランランランランラン
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