忘れちゃいやよ

月が鏡であったなら
恋しあなたの面影を
夜毎うつして見ようもの
こんな気持でいるわたし
ねえ、忘れちゃ嫌よ
忘れないでね

昼はまぼろし夜は夢
あなたばかりにこの胸の
熱い血潮がさわぐのよ
こんな気持でいるわたし
ねえ、忘れちゃ嫌よ
忘れないでね

風に情があったなら
遠いあなたのその胸に
燃える思いを送ろもの
こんな気持でいるわたし
ねえ、忘れちゃ嫌よ
忘れないでね

淡い夢なら消えましょに
こがれこがれた恋の灯が
なんで消えましょ消されましょ
こんな気持でいるわたし
ねえ、忘れちゃ嫌よ
忘れないでね
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