深海

流れ続けていく果てない時の波
いつか僕の足跡もさらわれていくだろう

人は無数の波に揉まれ
傷跡を形成する
痛みに泣く僕の声は
誰にも届かない

消えていく消えていく 深海の彼方へと
溺れて見上げれば輝く世界
限りなく限りなく 透明な夜空で
誰かを照らしてる星で在りたい

もう取り戻せない過去に涙もした
それは容赦なく僕を深く溺れさせる

愛とは無常なものだね
人を織り成し破壊する
愛されたいと願うけれど
誰を信じれば良い?

心から心から この曇った世界に
木漏れ日があふれてくれたら良いな
この声がこの声が 君の明日を照らし
報われる様に 祈っています

「愛し続ける」と言った人も
気づけば遠くへ消えたね
失うことに慣れてしまった
自分が憎くて儚くて涙が溢れる

消えていく消えていく 深海の彼方へと
溺れて見上げれば輝く世界
限りなく限りなく 透明な夜空で
誰かを照らしてる星で在りたい
×