黄昏にようこそ

Twilight はるかな地平線に
いま 夕陽が降りてくるよ
新しいシャツを着た
あなたの背を染めながら

Twilight ベンチに腰をかけて
ただ 黙ってバスを待つの
うつむいたまま 私
指先だけ見つめてた

優しい微笑みは 昨日と同じ
だけどね なぜか悲しくて

Twilight 瞳をわざとそらす
行かないでと叫びそうで
休みには帰るよと
あなたはそう言うけれど

離れて暮らす日々 にぎわう都会は
大事なものさえ変えてく

無邪気だったあの日の 気持ちのままで
ふたりはもう逢えないのね
わかってるの

Twilight 名もない花を摘んで
そっと あなたの胸にさした
さよならが近づくの
でも信じて 待ってるよ

指さす 緑のあの丘には
ふたりの誓いが眠っている
忘れないでいて あなたも

Twilight 涙を誘うように
いま ゆっくりバスが来るの……
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