心の恋人

やはり儚い幻想というべきかなぁ
知ってたんだけど認めることをしたくないんだよ
おぼつかない愛を這わして頑張ってきたんだし
それじゃあね 行くよ 泣かないで ねえやっぱりサヨナラなの?

子供の頃の写真を見せ合ったりして
似てるネなんて笑い 確かな運命感じたのに
手の中擦り抜ける砂のよう音も立てずに
赤いブーツも服も壁紙も記憶にしなきゃなんだよネ?

例えば二年流れ
君と僕といたい二人なら
隙間に何があってもかまわない
命尽きるまで一緒に暮そうか

心の恋人

頷けはしないけど
僕がはじまりのゴールをしても
君はそうであれると
手握った

心の恋人

素直な今より
そっと見守る僕でいたいよ
君とのベイビー見たいから
今はこの唄ギターで奏でるよ

連絡取って過去の演奏の中
君を抱いたりキスしたりタイムスリップした
声をかけるのはいつも愛してしまったまま僕で
好きへと転んだ瞳は誰を見ているんだろう

走って探しみつけた
愛の誓い綴ったリングで
見破ってしまった寄り道
だけど怖くて聞けなかった

心の恋人

離れないで笑って
今の気持ちこの情熱が
溶けてしまわぬよう
奥にしまって

心の恋人

諦めは容易いよ
ここに背中向けてしまえば
この眼に映る月景色も
素直に綺麗だなって
言えるのに

よく見れば誰かの影
あぁやっぱり俯いてしまおうかな

だけどね恋人

もう一度呼べるまで
前を見据えて戦ってるよ
人が指差し笑ってもいいや

心の恋人

素直な今より
そっと見守る僕でいたいよ
君とのベイビー抱きたいから
今はこの唄ギターで奏でるよ

やはり儚い幻想と言うべきかな
知ってたんだけど認める事をしたくないんだよ
大丈夫 君が今抱いてる
不安は素敵なんだよ
昔より説得力はないけど
安心して 今日も おやすみ
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