MERMAID

守ってくれる水はもうないのよ
小さい頃夢みていた世界に飛び込むの

つめたい風が息を白く染めて
君がくれた言葉そっとつぶやいてみるんだ

足の形に跡がつき 自分の重み感じる
不安も勇気も希望も手に握りしめて

この足で蹴って 蹴って あるいていく
変わっていく景色に胸がおどる
おとぎ話はおいてきたんだ
一歩ずつしか進めないけど
この大地に確かな足跡のこすため

道のむこうに何かが待ってると
子供のように信じながら人は歩いてるの

君にきいてほしくて 歌えば声は波をこえる
時に嵐も吹くけれど その先が見たい

この足で蹴って 蹴って あるいていく
希望に満ちた歌を歌いながら
涙と弱さはおいてきたんだ
世界は今ここから始まる
もう引き返すことはないよ

砂浜に描いたまっすぐなスタートライン
消えてしまう前に 飛び越えていこう

この足で蹴って 蹴って あるいていく
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