男の年輪

男一人で 生まれ来て
仕事一筋 まっしぐら
登り登って 頂点に
立ちて後ろを 振り返えりゃ
男の年輪 幾重にも
重なる数は 七十余

男 意気地を 秘めながら
苦労背中に 時が来りゃ
恋も女も 捨てましょう
夢に向かうさ 負けやせぬ
胸の想いは 幾重にも
重なる数は 七十余

我を忘れて ひとときの
むかしなつかし あの女(ひと)は
今は他人花(よそばな) 幸せか
思い出させる 恋しぐれ
男の年輪 人生は
歴史に残る 七十余
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