茜色したあの空は

茜色したあの空はまた今日も
僕の知らないアイツらの胸を痛ませる
彼方の雲を睨む

部屋を出てすぐ天気雨降り出して
僕の隣のあの美女は傘もささずに立つ
晴れている空を睨む

喉越しのいい涙で最後のお別れできたらいいさ

真綿の降る夜に僕は跳ね起きて
彼女の寝顔を盗むよ
頬に潮が満ちる
数多の神を思う
ギターを弾ねてみろ
手のひら火にかざそう
明日の空気を匂え
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