Summer Snow

小さな恋の始まり
光をちりばめた冬の街
かじかんだ手をポケットに
忍ばせては笑ってたね

優しささえ忘れる
慌ただしい日々の中で
君と僕の時間だけは
穏やかで特別だった

せつなく、Summer snow
二人眺めた
真冬の白い空に抱かれて

きらきら、Summer snow
手のひらの上
真夏の花火に似た儚さで
溶けてゆくよ……

揺れるピアスを両手で
外す仕草が好きだった
風になびく髪の香り
甘く漂うその声も

離れてしまうなんて
思いもしなかった日々
いつからだろう?心の中
Ah 君が 見えなくなって……

探して、Summer snow
グラスの向こう
ありふれたものさえ輝いてた

求めて、Summer snow
愛せてたかな?
君がくれた愛と同じように

「ずっと離さないで」
細い身体抱きしめていたけど
支えられてたのは僕の方
その胸の奥の優しさに oh

見つけて、Summer snow
肩に触れてる
照りつける暑い日差しの中で

さよなら、Summer snow
別々の道
歩んでいく二人を見守るように
降り積もってく…
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