走る人

軽やかな足で走るあの人は 清らかな目をしてた
足跡はやがて道になってゆく 長い旅の証のように

そしてまっすぐな歩みの先には ねえ
どんな世界が広がっていくのだろう

なにひとつ持たず走るあの人は だれより自由に見えた
強く吹きぬける風も追い越して 大空を飛ぶ鳥のように

そのまなざしのはるか彼方には いま
どんな景色が広がっているのだろう

だから迷わずに歩んでいくよ いま
この気持ちだけ胸に抱きしめて ただ

そして僕らの歩みの先には ねえ
どんな世界が広がっていくのだろう
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