天体のワルツ

ごきげんようと隕石はキスをした
アスピリン散らばった星の光は
ピカピカ夜露を踏み歩いては遊ぶ
僕たちにも届いてるよ

あの流星がサバンナの朝に届く頃
球体の隅っこ 東京の夜は更けていく
天体のワルツは永遠に続くようだ

さぁ、帰ろう
僕たちも暮らしをそれぞれ続けなくちゃ
恋するように 恋するように
毎日手紙を書くように朝と夜を重ねてゆこう
暖かな火を囲みながら

さぁ、行こう
争いも悲しみもどうか程々に
恋するように 恋するように
誰かの手紙を読むように穏やかな夜を過ごそう
暖かな火を囲みながら

愛すべき友人や家族、恋人と
ともに暮らせる日々はとても短い
あたたかな雨が降るあいだ
ほんのひととき
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