ふるさと

俺が育ったのは宮城県仙台
伊達の街 杜の都
小学校4年の時 親の転勤で
この街に移り住んだ
中学 高校 大学
そして今の仕事に辿り着くまで
初恋も 青春の 酸いも 甘いも
この街で学んできた
だから 俺の 地元は 仙台 と誇りを持って 今も生きてます
アーケード ラス前 商店街
広瀬通 勾当台公園
瞳閉じれば 無数に 浮かんで消える たくさんの思い出たち 胸に
東京 ビルに囲まれた 離れた この街から歌うよ

ふるさと なかなか 帰れなくなっても
変わらずに いつも 心の中にいるよ
仙台 長崎 栃木 鹿児島
愛すべき 地元 想って 歌うよ

ガキの頃わからなかった味、ポルトガルから伝わったカステラ
今は底のザラメの甘さに浸る大人
週に4回は食べてたチャンポン、豚骨海鮮出汁から出る湯気
思い出が蘇る モクモク蘇る
親が持ち帰ったお土産で食べれた豚の角煮まんじゅう
現在はたまに自分で買って食べる幸せ ご当地グルメをありがとう
インスタントラーメンうまかっちゃんを鍋ですすりながら
大都会の中で想いにふけている
体に染み込んだ味

ふるさと なかなか 帰れなくなっても
変わらずに いつも 心の中にいるよ
長崎 栃木 鹿児島 仙台
愛すべき 地元 想って 歌うよ

学校に行くときは両毛線
ガタゴト満員電車に揺られ
釣りに行ったら水戸線
砂利道stand by me真似して仲間と歩いた
小山駅西口ロブレの前、夜に家飛び出しては
不安や疑問を朝まで弾き語った
夢へと繋がる東北線、進めば神奈川、東海道線
今じゃもう一つのふるさと横浜、湘南へとレールは伸びてく
いろんな景色を通り過ぎた
栃木を、僕を、未来を繋いでるsoul train

ふるさとなかなか 帰れなくなっても
変わらずに いつも 心の中にいるよ
栃木 鹿児島 仙台 長崎
愛すべき 地元 想って 歌うよ

sometime 成し遂げて帰ると誓った
my home town なかなか良い町と書いて串良町 文字通り
道を歩けば子供たちが知らない僕に挨拶をしてくれる
何にも無いど田舎だけど思いやりと人情で溢れてる
豊栄橋から続く坂道を上り 商業前バス停
俺の成長を見てきた愛すべきふるさと

ふるさと なかなか 帰れなくなっても
変わらずに いつも 心の中にいるよ
鹿児島 仙台 長崎 栃木
愛すべき 地元 想って 歌うよ

大人になっても
忘れはしないよ
ふるさと いつまでも この胸に
僕ら それぞれの 地元で 培った
心 大切に 生きていくよ
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