またひとつ

古いアルバムで見た 一枚の家族写真
添えられたメモ書きは 父の懐かしい文字
日だまりに包まれて 眠ってた小さな手
それは遠い日の私 母の優しい声

振り返れば数えきれない笑顔と涙と
かけがえのない記憶と共に
ここまで歩いてきたよね

ひとつ ひとつ またひとつ ありがとうと空に呟いた
夕日染まるあの道に 長く伸びてた影法師

降り出した夕立に 傘もなく雨宿り
まるで決まってたように キミと出会った夏
一人で描いていた これからの毎日を
2人歩いて行こうと 言ってくれたあの日

いつの日にか私たちも人の親になって
この世界でたった一つの
笑顔を守って行けたら

ひとつ ひとつ またひとつ 大事な思いが募ってく
ひとつ ひとつ またひとつ 一緒に数えた流れ星

ひとつ ひとつ またひとつ 幸せ見つけた道しるべ
窓にひとつ またひとつ やさしい明かりが灯ってく
ひとつ ひとつ またひとつ 思い出の場面 増えてゆく
ひとつ ひとつ またひとつ 一緒に数えた流れ星
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