ベッドタウン

ベッドタウンにポツリポツリと火が灯る
帰りを待つ優しいひかり

遠い遠い遠い遠い場所へ
ここじゃないどこかへ
行きたかった
青臭い情熱は
いつも空回り
夢は夢のまんま

ベッドタウンにポツリポツリと火が灯る
ありふれた夕飯のにおい

もうこれ以上なんにも失くしたくない失くすもんか

バックミラーにぷかりぷかりと浮かんでる
都会のネオン、孤独にさせる
あたしの右手ずっと宙をさまよって
誰かの感触を探し求めているよ

季節が変わっても世界が変わっても君が変わっても
ここに帰ろう

ベッドタウンにポツリポツリと火が灯る
帰りを待つ優しいひかり
この坂道も終わりがくるのだろう
帰るべき場所はあの灯火の中だ

季節が変わっても世界が変わっても君が変わってもあたしが変わっても
友達が変わっても誰もいなくなっても
ここが好きだ
ここに帰ろう
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