空を見つめては
そっとうずくまる

空をうずめてく
石を積む右手
空をうずめてく
きっと雨が濡らす

この土砂降りのハレルヤ
積まれた嘘流して

彼に唱えた 風
髪の隙間をぬけた
その滴りを
奪って

空を見つめて
知ったふりをする
空を見つめて
ずっと意味は濡れる

いくつものずるさを
積もうとして
いつ終えると知れず
幾重にもずらす

雨は止むの?
アナタを道連れに
あの空にいた
雨音
×