seasons

日曜日 川沿いのベンチに座り
水かさの増えた流れを見てる
それぞれに春が来て 僕は独りで
君の姿追いかけてる

雨が降り 二人とも傘がなければ
駅前のコンビニで傘を買ったね
当たり前の事のように君と出会って
当たり前のように恋に落ちた

愛の意味も知らずに 二人は抱きしめ合った
迷子の子供が母親の胸の温もり探すように

振り向けば 君がそばにいたよ
喜びや悲しみ 全ての中に
気がつけば 君がそばにいてくれたよ
天使のほほえみ浮かべて

夏休み グランドのフェンスにもたれ
将来の夢語る 君の横顔
やりたいこと なんなのかもわからない僕と
すれ違う日々に隙間ができた

当たり前の事だったもの 見えなくなった
秋の空を見上げる君に かける言葉も見つからなかった

振り向けば いつも君がいたよ
優しさやときめき 全てをたたえ
気がつけば いつも君がいてくれたよ
どんなに真っ暗な夜でも

振り向けば 僕らの季節がゆくよ
大切な君への想いとともに
気がつけば 君がそばにいてくれたよ
天使のほほえみ浮かべて
気がつけば 君がそばにいてくれたよ
巡りくる春に君はいない
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