Campanula

余韻浸る帰り道で
月夜の静けさに香る花束

手のひらに残る さっきまでの熱は
明日への道しるべのように

こぼれ落ちた雫そっと
気づかれないように拭う
哀しい別れじゃなくて
帰る場所は輝いて
暖かな声が聞こえる
それだけで嬉しかった

手帳の中には花びら
焼きつく熱い記憶呼び覚ます

照明に浮かぶ掌の波に包まれて
また一歩踏み出そう

果てしない月日は流れ
どんなに離れていても
寂しい思いはさせない
私はまた歩き出す
届けたい物があるから
両手いっぱいありがとう

また再び会う時
おかえりって言ってほしい
時間を巻き戻すように

胸張って答えるよ
笑顔でただいま
必ずまたここで会おう

こぼれ落ちた雫そっと
気づかれないように拭う
哀しい別れじゃなくて
帰る場所は輝いて
暖かな声が聞こえる
それだけで嬉しかった

La La La
La La La
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