楽園の翼

僕には聴こえるよ 楽園に広がる歌が

名もなき罪に つけられた傷で
心閉ざし 無理をして笑う
幸せな日々 きみはどこかに捨てて
詩人のように 孤独 愛してた

色彩(いろ)を奪われた 灰色の街
僕がいるよ 解き放て翼

抱きしめるから 恐れないで 壊れるまで叫ぶ
神を殺す 言葉さえここにはあるから
2人交わり ひとつになって 裸足のまま歩く
壁を越えた空の果て 聴こえてくる愛の歌が

澄んだ瞳を 濁らせた罰(こと)に
怯えないで 戸惑いは捨てて
細い指先 掴んだら離さずに
“答え”求め きみと歩き出す

崩れ落ちていく 灰色の影
光溢れ 蘇る世界

赦されないはずの温もりを 求めきみを抱(いだ)く
“夢を見てる”それさえも奪い去るのなら
風の歌や雨粒になって きみのことを守る
空を越えた夜の果て 響いてる天使の声が

少女のように泣き出すきみ やがて全ては終わるんだ
休息の後 もう一度生まれ変わって 羽ばたく

抱きしめるから 恐れないで 壊れるまで叫ぶ
神を殺す 言葉さえここにはあるから
赦されないはずの温もりを 求めきみを抱く
夜を越えた果ての果て きみにも聴こえるよ
楽園に広がる歌が
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