月の詩

輝いた真っ白なTシャツ
水しぶきに浮かぶ虹
ぼんやりと見つめてる空を
いくつもの風が遊ぶ

何もないことが二人だけの幸せだった

誰よりも深く 心まで溺れて
今もこの場所で 君だけを見つめて
二度と戻らない 夢ならば壊して
忘れられなくて もう一度逢いたい

蜃気楼を重ねて
君の影、拾い集め

時計の針を止めたままで待ち続ける

眠れない夜もため息の朝も
君の大好きな月の詩を

いつからか遠く体まで離れて
今はこの場所に僕だけを残して
ずっと変わらない二人だと信じた
あの頃のようにもう一度、愛した…
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