PRECIOUS

不器用に 空 見上げたまま
心だけ 雲を追いかける
鳥ならば 飛び越えられると
届かない 悲しみに 僕は揺れた

輝きを 繰り返す 街のプリズム
眩しさに 焦がれて 願い乗せた風

大空に 強く描く 白い輪郭
舞い上がり 僕の想い 今 翼へと変わる
どこまでも 繋がり合う
軌跡は明日(あす)を越えて
光を ダイアモンドに 変えてゆけるから

ちいさくて まだ 幼いまま
羽根の先 震える想いが
昨日までの 道 閉ざすようで
振り返る 勇気から 逃げ出してる

目の前に 覆われた 悲しみのそばに
いつでも 僕を待つ 優しさの羽音

大空に 強く描く 白い希望が
風に乗る 僕の心 今 翼へと変わる
同じもの 見つめている
瞳は夢を連れて
僕らの 涙の色を ぬぐい去ってゆく

確かめたい この想いが
空を越え 煌く瞬間 翼広げて

胸の奥 しまいこんだ 羽根に気づいた
いまならば 広げられるだろう
眼差しの向こう

どこまでも 繋がり合う
軌跡は明日(あす)を越えて
僕らの 空になるから
僕らには 光を放つ
翼があるから
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