夜の迷路

つめたい夜の 真っ黒な道を歩けば
そうさ いつも通りの
さみしい風が 待っているだけ

街へ出掛けていっても
心はどこか 違う部屋にいる
なんにもしてないよ 毎日
あぁ ポケットに 手をつっこんで

自由だなんて思わない
見えない力に きっと縛られてる
あの街へ行けば全てが 輝いているだろうと
思ってるけれど どうかな

真夜中 ビルの 中に埋もれ歩けば
黙ったままで きれいに
こっちを見下ろして いるだけ

言いたいことはいつも
どこかにひっかかったままで
人ごみ かすんだ月を
あぁ いつまでも 眺めたりなんかして

自由だなんて思わない
いつでも何かに 追いかけられてる
あの街へ行けば何かが 変わるかもしれない なんて
思ってるけれど

自由だなんて思わない
見えない力に きっと縛られてる
あの街へ行けば全てが 輝いているだろうと
思ってるけれど どうなんだい?

街は終わりのない
迷路になって今日も ずっと
続くよ きっと
続くよ ずっと
×