カジカ

降り出した粉雪が 町を白く染めて
懐かしいふるさとを 胸に浮かべては
この町で見る雪は いつもとは違って
こんなにも奇麗に映る
あなたと見てるからかな

誰かが残した 雪の足跡が続いてる
ボクは落ちないように その上をそっと歩いてく
胸から溢れ出した情熱は 今宵だけは全てを叶える
赤らむあなたの頬がキレイで 肩を抱き寄せた

カジカムあなたの手を握るよりも
強く抱きしめさせてくれないかい?
柔らかな冬の風に包まれて
吐く息は白く心に積もれ…

ヘタクソな毎日を 生きていたボクに
明日を繋げてくれたのは あなたでした
閉じ込めてた 誰かを信じる事
あのままだったらきっと 最低な奴だったから

そう、どうでもいい タメ息をぶん回し
いつも僕らは過ごす きっと誰かの為に
交差点のちょうど真ん中で
情けない背中をしてたんだ
あの夜もこんな粉雪達が 沢山降った日でした

カジカムあなたの手を握るよりも
強く抱きしめた方が早いから
今年の冬は優しさに包まれて
弱さを見せ あなたの愛を知る

柔らかな冬の風に包まれて
吐く息は白く心に積もれ…

カジカムあなたの手を握るよりも
強く抱きしめさせてくれないかい?
今年の冬は優しさに包まれて
弱さを見せ あなたの愛を知る
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