なにもない部屋

遠回りしてきた
今だってそう
ただ闇雲に歩いてる
近づいた分だけ遠くなって
まだ終わりは見えてこないまま

全て投げ出せれば
少しはまた違った日々を生きれたか
探していたのはきっと
抱えてた夢の諦め方だった

逃げてしまいたい
そうやって遠ざけてきたの
わかってるから

伝えたい事は何だった?
歌いたい事は何だった?
どうしてどうして
難しくなるのかな
もう疑わないから
誰よりも信じてるから
きっときっとってさ
怖いくせに

手に入れる物よりも
手放す物の方が多くなった気がしてる
こぼれ落ちてくから
大事にしなくちゃって
ずっとわかっていたのにな

何もないこの部屋で
何かが変わるのを待っていた
誰かのせいにしてきたんだ
ずっと変われない自分を

叶えたい夢は何だった?
守りたいモノは何だった?
どうしてどうして
わからなくなるのかな
もう迷いはしないから
誰よりも信じてみるんだ

もう逃げたりしないから
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