春色の恋

春が来るたび思い出す
サヨナラした 優しいあなたのコト

あの頃の私ときたら
甘えて わがままばかり

もしもねぇ タイムマシンがあれば
“ゴメンね”って言えるのにな

あなたを傷つけるその前に
私を叱り飛ばすのに…

新しい恋始めたって
友達に少し聞いた
“そうなんだ よかったよね”
なんて言いながら
ちょっぴり心がざわついた

このカーブの道の先に
二人でよく出かけたカフェが見える

もしあなたがいたらどぅしよう!
なんて… いるわけないのに…

記憶の中のあなたはどれも
包み込むように微笑んでる

私を愛してくれてたんだ
今ごろ気づくなんてバカだ!

誰もいないカフェを過ぎて
ホッとしたのと同時に
胸がギュッと痛くなった
“いるわけない…”って言いながら
あなたを捜してた

ホントに大好きだったょ
あの春を忘れないよ
あなたとね 出会えたコト
私の宝物だょ
心からありがとう…

心からありがとう…
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