十六夜の恋

右側は落ち着かないと 体を移し左手握る
十六夜の月は二人のように とまどいながら姿を見せた

新しい未来が生まれ 心がいつか安らぎました
笑顔は少しよそよそしくて 握り合う手もまだかよわくて

大切に歩いていこう 大切に歩いていこう
十六夜の月は二人のように はにかみながら見つめ続けた

夕暮れ過ぎのうす紅色は 小さな恋の空もようです

十六夜月が見えるころに 少し長く歩いて
十六夜月が沈んだあと 笑って朝日を見た
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